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歯周病とはいったい何なのか

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歯医者さんに行きたがらない日本人

まず大きな理由は歯医者さんに行く人の割合が圧倒的に低いこと。
中には、十年も歯医者さんに行っていない人もいるでしょう。

そういう人に限って、自分は歯が健康だからいく必要が無いという主張をします。
しかし、実は海外で同じことを言うと、とんでもなくびっくりされます。

歯石は唾液量によって、その成長度合いが変わります。
基本的に、唾液量が多い人は歯石が成長しやすく、唾液量が低い人は歯石量の成長速度が遅くなります。
一方で、虫歯の形成も唾液量に依存します。
こちらは唾液量が多いと虫歯になりにくく、唾液量が少ないと虫歯になりやすいのです。

日本人は虫歯ばかり気にして歯石の存在をおろそかにしてしまうため、唾液量の多い患者さんは歯周病になって初めてその存在に気づくのです。

歯の病気は軽いという認識

仕事や学校で、歯医者のため休むというのはなかなか認められないようです。
歯医者は自分の時間があるときに行きなさいという意見も確かに一理あります。
なぜなら、歯の治療は自然治癒に任せる部分が多く、治療はゆっくりとしたペースで行うことが基本です。
したがって、歯の治療にはそれほど緊急性を要さないため、わざわざ欠席するほどではないといわれるのです。

しかし、それは決して歯の治療が他の医療に劣るためではありません。
歯科治療の時間も取れないのであれば、その時間を確保することが第一です。

歯の病はいつでも治せるわけではなく、ぞんざいに扱って良いのではありません。
健康の源は歯の健康からといわれるように、まずは歯科治療の重要性が社会全体に広がることが必要でしょう。